DPF マフラー洗浄
高品質洗浄システムについて
お預かりしたDPFマフラーの洗浄前後の風量(圧力)を測定することで、洗浄効果の見える化を図りました。
大型ブロアを用いて、エンジン排気量に対応した風量を段階的に測定し、汚染具合を確認します。
洗浄後のDPF乾燥には大型の温風を出せるブロアを使用します。
同時に乾燥後の圧力(風量)を測定することで、洗浄前の圧力との差圧から洗浄効果を確認し、
新品DPFマフラーや2500本を超える洗浄Data実績により、80%以上の回復率を合格基準として設定しました。
①安全な洗浄液を使用することで洗浄作業環境の保全が図れます。
②80%以上の回復率を保証する厳しい合格基準を設定することで、お客様に安心してお使い頂けます。
③洗浄の排水には、潤滑油由来の鉛や亜鉛といった成分も基準値以上に含まれることもあることから、
凝集沈殿法を用いた排水処理により、環境基準値以下の状況で排水すると共に、沈殿した固形物も乾燥させ、産廃処理を行っています。
EGR COOLER WASHING
高品質洗浄システムについて
01. 洗浄方法
CLEANING METHOD
EGRクーラー等の洗浄は、その部材に応じて、洗浄液を変えることで、迅速かつ効果的な洗浄方法を確立しました。
洗浄液は日本油化製を使用します。鉄またはステンレス容器にEGRクーラー等が十分漬かるまで洗浄液を入れ、60℃以上に加温すると共に、
同クーラーを反転させながら、洗浄します。
汚染状況によっては、超音波洗浄機を用いる場合もあります。洗浄後は水で十分濯ぎ、その後エアー等で十分乾燥させています。
耐圧テストによる漏れの確認
WITHSTAND VOLTAGE TEST
排気ガス側、冷却水側、大気側への漏れがないかを加圧空気を用いて確認します。
洗浄液の特徴
CHARACTERISTIC
・強力な浸透力で硬質カーボンに速やかに浸透し、金属表面から剥離・除去する液剤を使用します。
・鉄、ステンレス材料とアルミニウム等腐食しやすい材料に対応した2つの洗浄液を使用します。
・刺激性、悪臭なく、低発泡性液剤なので、作業性に優れています。
・加温による洗浄なので、他作業と併行して行え、作業効率が高められます。